立つ訓練時の工夫を紹介するゴンバ・ルパさんの発表=佐賀市の佐賀女子短大

 今春卒業する学生による「介護事例研究発表会」が8日、佐賀市の佐賀女子短大で開かれた。地域みらい学科「福祉とソーシャルケアコース」の2年生29人が、昨年秋に取り組んだ25日間の介護実習の成果として工夫や気付きを共有した。

 小谷奈菜美さん(20)=佐賀市=は、50代女性にコロナ禍でも施設内で楽しく過ごしてほしいと考え、女性の趣味の塗り絵を共にすることを提案。「あなたと一緒にすると(苦手な細かい部分も)楽しいと言ってくれた。相手に寄り添うことが大切」だと報告した。

 ネパールからの留学生ゴンバ・ルパさん(26)は90代女性を担当。手すりにつかまり、立ち続ける訓練では「窓から外を見ながら『車が10台通るのを数えましょう』と声を掛け、楽しんでもらう工夫をした」と話した。

 発表会はミャンマー在住の日本語学校教師や実習を受け入れた施設関係者にもオンラインで公開した。(中島野愛)

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