黒岩稲荷神社の初午祭参詣者=小郡市三沢

 基山町との境目付近にある福岡県小郡市三沢の黒岩稲荷神社で3日、恒例の「初午(はつうま)祭」が催され、多くの参詣者でにぎわった。

 初午祭は京都市伏見区の伏見稲荷神社で711(和銅4)年2月の初午の日、祭神の「倉稲魂(うかのみたまの)神」が降臨したという社伝にちなんだもの。平安期以降、各地の稲荷社で祭礼をするようになった。

 黒岩稲荷神社は平家一門の慈禅尼(じぜんに)が、壇ノ浦の戦いで破れた後、一門の武運長久を願って伏見稲荷神社の分霊を祭ったのが始まりとされる。

 神社近くにはおこし、梅ケ枝餅、あめなどを販売する露店が並び、参詣者が買い求めていた。例年、ぜんざいの提供、ひょっとこ踊りの披露などを催していたが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため中止になった。黒岩稲荷神社はJR基山駅の東約1キロ。

 (地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

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