堀田信保健福祉部長に要望書を手渡す玄海原発対策住民会議の成冨忠良会長(右)=唐津市役所

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の構内で新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受け、唐津市の市民団体「玄海原発対策住民会議」は12日、峰達郎市長宛てに要望書を提出した。原発に関わる作業員や旅館関係者を含めたPCR検査の実施と九電への協力の要請などを求めた。

 玄海原発では9日時点で、請負会社7社の社員計12人の感染が確認され、現在も原発構内の工事に関わる全ての作業員約4千人の検査が続いている。全国各地から来て、市内のホテルや旅館に滞在している人もいることから、幅広いPCR検査の実施を求めた。

 約4千人の検査の途中経過を市民に公開することや、コロナ収束まで原発の稼働を中止することを九電に求めることなども要請した。対応した堀田信保健福祉部長は「市としても全力で取り組んでいる。今後も県と連携しながら対応する」と述べた。(中村健人)

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