SNSの光と影について学んだ「情報モラル講座」=鹿島市の古枝小

 子どもたちに会員制(せい)交流サイト(SNS)などの適切(てきせつ)な利用を促(うなが)そうと、鹿島市(かしまし)の古枝(ふるえだ)小が独自(どくじ)に「情報(じょうほう)モラル講座(こうざ)」を始めました。高学年の児童を対象に、インターネットの利便性(せい)と危険(きけん)性を体系(たいけい)的に教えています。学習用パソコンを1人1台を配備(はいび)する「GIGAスクール構想(こうそう)」を見据(みす)え、トラブルの未然防止(ぼうし)につなげます。
 3日、6年生の教室では講座「SNSの光と影(かげ)」が開かれました。見られたくない写真が友人でつくるグループに投稿(とうこう)され、さらにネット上で広まってしまったと想定し、担任(たんにん)の松林諒教諭(29)は「どうしてこんなことが起こったと思いますか?」と問いかけました。
 子どもたちは意見交換(こうかん)し「写真を勝手に投稿(とうこう)するのはよくない」などと発表しました。松林教諭は「取り返しがきかないことになる心配もある。有効(ゆうこう)に使えるようになって、何かあれば大人に相談して」と強調しました。
 同校によると昨年度、児童が絡(から)んだオンラインゲームでのトラブルを把握(はあく)。チャット会話機能(きのう)で悪口を言われたというもので、学校は今後の教訓にしようと、高学年を対象に全8回の講座(こうざ)を企画(きかく)し、具体例を示(しめ)しながらネット利用の注意点を伝えていきます。
 廣田弘一郎校長は「インスタグラムやTikTok(ティックトック)などSNSは子どもたちに身近なものになっており、中学に行く前にブレーキを教えたかった。情報(じょうほう)社会とうまく付き合うことが大切になってくる」と語りました。(9日付17面・中島幸毅)

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