自由な想像力で人生豊かに

 主人公のジャックと妹のフラーは、双子(ふたご)の兄妹(きょうだい)。学校に行くときも、マジックショーを観に行くときも、いつも一緒(いっしょ)です。
 そんなある日、ジャックは、自分がフラーが作り出した想像(そうぞう)上の見えない友達、イマジナリーフレンドだということを知ります。フラーのイマジナリーフレンドだと知ったジャックは、彼女(かのじょ)の下を離(はな)れ、自分を探(さが)す旅に出ます。そこでジャックは、たくさんの子どもたちと出会います。様々な子どもたちのイマジナリーフレンドを経験(けいけん)していくうちに、ジャックもまた成長していき…。
 イマジナリーフレンドとは、直訳(ちょくやく)すると「空想の友達」となります。主に、一人っ子や長男、長女などに見られる現象(げんしょう)だそうです。共に遊び、共に学ぶ、そんな自分だけの友達。自由な想像力が人生を豊(ゆた)かにしてくれる。そう教えてくれる一冊(さつ)です。(司書ネットワーク課 阿比留大貴)


【ほかにもこんな本をおすすめ!】

▽スムート ミシェル・クエヴァス/文 シドニー・スミス/絵 いわじょう よしひと/訳 BL出版
▽ぼくが消えないうちに A.F.ハロルド/作 エミリー・グラヴェット/絵 こだま ともこ/訳 ポプラ社
▽秘密のノート ジョー・コットリル/作 杉田 七重/訳 小学館

 

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