大学生の頃から一人暮らしをしており、普段から自炊をするように心掛けているが、仕事がある日などはどうしても外食に頼ってしまうことが多い。そのため、新型コロナウイルス対策による飲食店の時短営業期間中は苦労した。

 時短要請の最終日だった7日、居酒屋で料理をテイクアウトした。お店に料理を取りに行ったのは、酒類の提供の期限となる午後7時で、店内はがらんとしていた。「最近テイクアウトばかりで…」。従業員の男性がうれしいような寂しいような顔でつぶやいた。同時に、次の日からの通常営業再開に向け、気持ちを切り替えていた。

 再開はしたものの以前のように客足が戻るには、まだまだ時間がかかりそうだ。感染拡大以降、市中心部の夜の人通りは少なくなった。ランチでよく利用する別の飲食店を経営する女性は「Go To トラベルで一時期お客が増えたが、停止してからはまた少なくなった」と話す。

 県内での感染者は減少傾向にあるものの、全国的な収束は見通せない。衝立やマスクもなく、何も気にせず会食ができる日が待ち遠しい。(唐津支社・中村健人)

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