体外診断用医薬品メーカーのミズホメディー(佐賀県鳥栖市、唐川文成社長)が10日発表した2020年12月期決算は、売上高が前年同期比34・6%減の42億500万円、経常利益が同62・6%減の4億1500万円だった。15年の株式上場以来初の減収で、減益は2期連続。純利益は同65・0%減の3億600万円だった。

 新型コロナウイルスの感染拡大で受診控えが進み、他の感染症の検査需要が大幅に減少したことが響いた。特にインフルエンザが流行しなかったことで、同検査薬の売上高が前年同期比24億4600万円減の7億5千万円と落ち込んだ。

 20年8月に新型コロナ向けの検出試薬の販売を始め、約13万検体分を出荷して売り上げの一部を補ったものの、例年に比べ売上高、経常利益ともに大きく減らした。1株当たりの年間配当は10円。

 次期は新型コロナの検出試薬の需要増を念頭に、売上高75億9500万円、経常利益20億6千万円、純利益15億900万円を見込む。(大橋諒)

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