九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の工事を請け負う会社で新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されていることを受け、九電は9日、工事関係者らが他県から原発構内へ立ち入る際は原則、事前に出発地でPCR検査を実施するよう求める対策を示した。

 原発に関わる九電社員や工事請負会社の社員が対象になる。健康状態に問題がなくても、2週間以内に複数人との会食などがあれば立ち入りを認めない。会食や懇親会については、帰省時や家族を含めた私的な時間帯でも当面の間、原則自粛することを求めている。

 九電は昨年6月、請負会社社員の感染を受けて、構内へ立ち入る際に2週間前から健康状態などで問題がないことの確認を求めていて、さらに対策を強化した形になった。九電によると同日時点で、玄海原発のクラスター(感染者集団)関連の感染者は請負会社7社の社員計12人に上っている。(岩本大志)

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