放課後に約2時間、対戦ゲームを練習する佐賀商高の情報処理部eスポーツ部門=佐賀市の同校

大会出場を目指し、練習に励む佐賀商高の情報処理部eスポーツ部門のメンバー=佐賀市の同校

 佐賀市の佐賀商高に、コンピューターゲームの腕前を競うeスポーツの部活動が発足した。コンピューター関連の資格取得や作品制作に取り組む部活動「情報処理部」の一部門としてスタート。eスポーツの部活は県立校では初めてで、2年生6人が全国大会出場を目指して練習に励んでいる。

 昨年4月、3年生2人から顧問に「eスポーツ大会に出たい」と相談があったのがきっかけ。

 オンラインで対戦するeスポーツは、学校内に一定水準の機材や専用の回線を整える必要があり、費用も掛かる。機材や回線を無料で1年間貸し出す民間企業の「高校eスポーツ部支援プログラム」を利用し、昨年末にパソコン3台分の環境を整えて「情報処理部eスポーツ部門」として活動を始めた。

 部門代表の2年の宮崎雅斗さんは「複数のゲームを練習し、出場できる大会を増やしたい。県内の大会にも積極的に申し込みたい」と意欲を見せた。

 目標にする夏の全国大会は5人チームでの出場になり、現在は3台のパソコンを交代で使って練習。今後、機材の拡充など環境整備を模索する。

 顧問の坂口雅輝教諭(46)は「北海道の学校からも練習試合の申し込みがあった。離れていても全国や海外と交流できる、時代に合ったスポーツだと感じる。国スポ(国民スポーツ大会)に出場するような選手が育ってほしい」と話す。(森田夏穂)

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