新型コロナウイルス対策のため無観客で行われた北方領土返還要求県民集会=唐津市東唐津のホテル&リゾーツ佐賀唐津

自信の作文を朗読する進藤佳円さん=唐津市東唐津のホテル&リゾーツ佐賀唐津

 北方領土の返還を求めるための佐賀県民集会が7日、唐津市東唐津のホテル&リゾーツ佐賀唐津で開かれた。今年は新型コロナウイルス対策のため無観客で開き、動画を配信。関係者は早期返還に向けて決意を新たにした。

 例年は会場に約400人を集めて開かれるが、今年は密集を避けるため、動画投稿サイト「ユーチューブ」の北方領土返還要求運動県民会議の公式チャンネルで集会の様子を配信した。冒頭には同会議会長の桃崎峰人県議会議長が「今後も、県民のみなさんと効果的な運動を積極的に行っていきたい」とあいさつした。

 会議では、県内の中学生を対象とした「北方領土について考える作文コンクール」で最優秀賞を受賞した鏡中3年の進藤佳円(かまる)さんが受賞作品を朗読した。進藤さんは問題解決のため「北方領土を香港のように特別行政区にすればよいのでは」と主張。これを実現させるために「両国との間に信頼関係を構築する必要がある」とまとめた。

 このほか、返還要求決議文が採択された。(中村健人)

このエントリーをはてなブックマークに追加