地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員などに、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は吉野ヶ里町消防団北部第1分団第1部部長の松尾邦彦さん(45)です。

「きつい」「厳しい」「休みがない」は昔のこと

吉野ヶ里町消防団北部第1分団第1部部長 松尾邦彦さん(44)

 

 職場の先輩で同じ地区に住んでいる平尾太さんから勧誘されて、9年前に入団しました。吉野ヶ里町に引っ越してくるまで住んでいた中原町(現みやき町)では、6~7年間消防団に入っていましたので、団員としての経験はありました。

 私たちの地区も少子高齢化が進んでおり、県内のほかの地域同様に若手団員が少ないのが悩みです。入団した時、私は35歳でしたが、2番目の若手だったんです。消防団員だったとはいえ、5年以上離れていたので整列の仕方や機器の操作などがいくらか違っていて、戸惑いもありました。それでも勝手は知っていたため、すぐに団に溶け込むことができました。

入退団式で辞令を受ける新入団員たち=2019年4月、三田川中央公園グラウンド

 部長になって2年。火災や水害での出動、年末警戒、ポンプなど機器の点検や訓練、年2回の地区の清掃や草刈りなども消防団が中心で行っています。準備や指示などは大変ですが、住民の方から感謝の言葉を掛けられたり差し入れを頂いたりすると、「地域のために活動をしている」という充実感を覚えます。

 消防団の「きつい」「厳しい」「休みがない」といったイメージは昔のことです。訓練や行事は、仕事や用事があるときは配慮してもらえます。消防団に入れば地域で仲間ができ、さまざまな人と知り合えてコミュニケーションが広がります。若い人たちこそ、ぜひ仲間になってほしいと思います。

 

先輩からメッセージ

吉野ヶ里町消防団北部第1分団第1部元部長 平尾太さん(46)

 

 職場の1年下の後輩です。性格が明るく、消防団の経験もあったので、団にすぐになじんでくれ、活動にも率先して参加してまめに動いてくれます。リーダーシップがあるので、部長としてみんなをしっかり引っ張り、地域の方とのコミュニケーションもうまくとってくれるので、感謝しています。火災などで団員が安全に活動できるように、操法や規律の指導をしっかり行ってほしいと思います。

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