「海苔の日」に合わせて、県有明海漁協と県は県内の小学校と特別支援学校179校の児童に「佐賀海苔」を贈った。代表で受け取った唐津市の浜崎小では、子どもたちが香り豊かな海苔を頬張った。
日本最古の法典「大宝律令」では租税の一つとしてノリが記されており、大宝律令の施行日(702年2月6日)を海苔の日としている。
生産量や販売額日本一の佐賀海苔を味わい、関心を持ってもらおうと2011年から贈呈している。5日に浜崎小で開かれた贈呈式では、県有明海漁協の西久保敏組合長が「おいしいと食べてもらえると生産者も喜ぶ。毎日食べてコロナを吹き飛ばし、勉強やスポーツに励んで」とあいさつした。
子どもたちは給食時間にノリを味わい、1年の古舘憂峨君は「食べると軟らかくなり、甘くておいしかった。そのまま食べるのが好き」と笑顔を見せた。(横田千晶)
佐賀海苔の食感楽しむ 唐津市浜玉町の浜崎小