「高校生クリエーターの新聞広告2020」で、協賛各社から表彰状を受け取った高校生たち=佐賀市のモラージュ佐賀

佐賀県精神科病院協会の広告に採用され、表彰状を受け取る田邉愛花さん(左)=佐賀市のモラージュ佐賀

 高校生が企業の新聞広告をデザインする「高校生クリエーターの新聞広告2020」(佐賀新聞社主催)の作品展が6日、佐賀市のモラージュ佐賀で始まった。紙面に掲載された最優秀作品など全応募作品が並び、広告主の理念やサービスの魅力をみずみずしい感性で表現している。28日まで。

 有田工、佐賀北、佐賀女子、多久の県内4校の生徒93人が応募した。協賛のエッジ国際美容専門学校、佐賀県精神科病院協会、佐賀トヨペット、モラージュ佐賀の広告を制作し、それぞれの最優秀作品に選ばれた計4点が昨年12月の佐賀新聞に掲載された。

 県精神科病院協会の広告に採用された有田工2年の田邉愛花さんの作品は、柔らかな光が差し込む場所で診察する様子を描き、「あなたのおはなし聞かせてほしいな」と手書きの文字を添えた。田邉さんは「病院が持つ堅いイメージを変えようと、優しい雰囲気を目指した。小さい頃から触れている新聞への掲載は感動した。もっとデザインを勉強して将来につなげたい」と話した。

 エッジ国際美容専門学校の最優秀作品はイラストを効果的に配置し、文字で学生向けの支援制度を分かりやすく紹介。モラージュ佐賀の広告に選ばれた作品は指と指で「+」をつくり、家族と買い物をする際などの特別感を表現した。佐賀トヨペットの広告を担った作品は、車種の力強さと美しさを背景の赤いバラで演出している。

 6日に会場で開かれた表彰式には、特選や入選を含む受賞者らが出席した。協賛各社が1人ずつ表彰状を手渡し、「どの作品も私たちの考えや趣旨を十分に理解していただいた」「社会に出てより一層の活躍を」とエールを送った。

 教育に新聞を生かすNIEの一環で、今年で19回目。作品は南館1階通路に展示している。(円田浩二)

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