三養基郡上峰町は5日、新型コロナウイルスの影響で経営の厳しさが増している町内の全9医療機関を対象に、感染症対策応援給付金を支給すると発表した。2月中旬をめどに支給する方針で、ワクチン接種の準備にかかる費用や感染予防策などに活用してもらう。

 給付額は、新型コロナワクチン接種を実施する4医療機関に100万円、実施しない5医療機関に20万円で、事業費は500万円。町新型コロナウイルス感染症対策応援給付金事業の一環として実施する。

 ワクチンを接種する医療機関では、受け付けや問診、経過観察など業務が増えるほか、仕切り板などの感染予防策を講じる必要があり、人件費や設備費に充ててもらう。接種をしない医療機関では感染を避けるために来院数が減少しており、経営を支援する。

 武広勇平町長は「ワクチン接種には医療機関との連携が不可欠。給付金を活用してもらい、医療機関の負担を減らしたい」と話した。(瀬戸健太郎)

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