リニューアルされた佐賀空港ターミナルビルの国内線搭乗待合室。床は有明海をイメージした色合いになっている=佐賀市川副町

リニューアルし、運用が始まった佐賀空港ターミナルビルの国内線搭乗待合室=佐賀市川副町

 佐賀空港(佐賀市川副町)で5日、リニューアルした国内線の搭乗待合室や保安検査場などの運用が始まった。待合室には新型コロナウイルスの感染症対策を兼ねた椅子が設置され、間隔を空けて座ることができる仕様になっている。ターミナルビルの拡張工事自体の完了は夏頃を見込んでいる。

 新しい待合室は、ターミナルビルの拡張工事で東側に増築された建物と既存ビルの2階にまたがる。広さは383平方メートルで約150席あり、3月末までに拡張して580平方メートル、約360席になる。椅子は感染症対策で、真ん中の座席を取り外して間隔を空けたり、間にアクリルパネルを設置したりできる。有明海の“ノリ畑”をイメージし、床は紺色を基調としている。

 ゲートとボーディングブリッジも新設した。既存のブリッジなどと併せ、2機の同時発着に対応できるようになった。保安検査場も新しくなり、広さは2倍の83平方メートル、手荷物検査のレーンは1カ所増えて2カ所になった。

 県などによると、拡張工事の総事業費は約50億円。当初は2020年度内の完了を目指していたが、新型コロナ対応の追加工事で一部見直しが生じ、レストランや多目的スペース、国際線搭乗の待合室やチェックインカウンターの整備などを21年度に繰り越す予定。(円田浩二)

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