オランダの同世代とオンラインでつながり、文化や食について発表する生徒たち=唐津市町田の唐津西高

 東京五輪・パラリンピックの県のホストタウン構想の一環として唐津市の唐津西高の生徒が、オランダの同年代の若者とオンラインで交流した。佐賀県とオランダの文化や教育について英語で発表し、互いの考えを深めた。

 合わせて約40人が参加し、芸術や教育、スポーツなど六つのテーマで、両地域での課題と解決法を示した。3年の有尾悠さん、川口ほのかさんペアは「多文化共生」をテーマに、簡単な言葉に言い換える「やさしい日本語」を使うことや、移住した外国人と交流するボランティアやスポーツ大会について提案。移住した外国人が暮らしやすい町づくりを呼び掛けた。

 生徒は資料を映像で見ながら発表を聞き、SNSで感想を送り合っていた。有尾さんは「画面を通してでも分かり合えてうれしかった。オランダ人の発表では人種差別の問題を取り上げるなど、視点が世界に向けられていると感じた」と振り返った。

 ホストタウンは大会参加国と日本の自治体が交流する取り組み。県は5年前から交流事業を始め、対象校の応募に唐津西高が手を挙げた。これまで生徒たちのオランダへの派遣や受け入れも行っている。オンライン交流は1月28日に開かれた。(横田千晶)

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