学習状況調査の結果について話し合った佐賀県学力向上対策検証・改善委員会=県庁

 教育関係者らでつくる佐賀県学力向上対策検証・改善委員会(委員長・松尾敏実佐賀大教職大学院教授)が4日、県庁で開かれた。昨年12月に県内の公立小中学校を対象に実施した学習状況調査の結果を踏まえ、学力の課題を共有した。

 学習状況調査では、最低限上回ることを県教育委員会が求めている到達基準に関し、18教科中15教科で上回った。一方で小4の国語、中2の社会、理科の3教科では基準に届かなかった。到達状況では、特に中学校で地域差がある傾向も浮き彫りになった。

 事務局の県教委は小5の国語の問題を例に挙げ「文章を整理したり、考えをまとめたりすることについて課題が見られる」と報告した。委員からは「教え込むより、考えさせることをベースにした授業にシフトしている」とする事例が示された。別の委員からは「乳幼児期からの読み聞かせも大事では」といった意見が出た。

 委員会は年度ごとに2回程度開き、結果を検証して小中学生の学力改善を目指している。(岩本大志)

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