九州電力本社(福岡県福岡市)

 九州電力は3日、玄海原発(東松浦郡玄海町)の工事を請け負う会社で新型コロナウイルスの感染者が確認されてきたことを受け、2日時点で請負会社の社員約2500人が出勤待機になっていることを明らかにした。この影響で、玄海原発3号機の使用済み核燃料の貯蔵容量を増やす「リラッキング」と、定期検査中の4号機の一部の工事が中断していると説明した。

 中断した工事はいずれも出勤待機となった請負会社が関わっている。請負会社の従業員らに対しては、約4千人まで対象を広げて検査していく方針で、2日から検査を始めている。

 玄海原発のクラスター(感染者集団)関連の感染者は請負会社6社の社員計11人に上っている。

 リラッキングの工事は2020年12月下旬に着工し、24年度の完了を目指している。(岩本大志)

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