市長選・市議選の投開票が先月31日に行われ、市長と市議28人の顔触れが決まった。当方も“選挙漬け”の毎日で、読者の投票の判断材料を少しでも提供できればとの思いだった。新選良たちに期待したい。

 さて、候補者の当落とともに気になったのが投票率だった。57・48%で前回を5・85ポイント下回り、6割を切った。平成の合併後に行われた2005年の市長・市議選は77・04%だったのが、以降は下降の一途をたどっている。全国的な投票率低下傾向に加え、コロナ禍のご時世もあろう。由々しきことである。

 市選管は2年前の参院選から、市内の大型商業施設の一室に県内で初めて期日前投票所を設けた。買い物がてらに投票でき、多くの有権者に歓迎された。今回の選挙でも本庁舎に次いで多い5千人超の有権者が投票に訪れるなど、取り組みは奏功している。

 また、この時期の18歳は受験や就職など多忙を極めていよう。私を含めた、おじさん連中で「高校生たちは投票に行くのも大変だ」と話していたところ、「学校を巡回する移動投票所みたいなものがあれば」とのアイデアが出た。一考の価値あり、と思った。(唐津支社・成富禎倫)

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