子どもたちに絵付けを教える江口勝美さん(左)=武雄市の東川登小

 武雄市東川登町の陶芸家で県重要無形文化財保持者の江口勝美さん(85)が2日、東川登小の6年生に絵付けを指導した。15人が卒業記念品になる湯飲みに言葉や絵を描いた。

 江口さんは「小学校時代の思い出になれば」と還暦の時から毎年、絵付けの授業を行っている。この日は武雄が有田の先駆けとなった焼き物の歴史などを教え、絵付けを手ほどきした。

 「書き足しすることなく一気に書き上げて」「強弱とスピード感が大切」などとアドバイスを受けた子どもたちは、あらかじめ素焼きされた湯飲みに「努力」「絆」「夢」などの好きな言葉ともに草花や魚、ボールやラケットなど思い思いに絵を描いた。

 「常勝」という言葉に炎の絵を添えた中山朱茅(しゃち)君は「自分なりに頑張れた」と満足そう。湯飲みは江口さんの小山路窯で焼き上げ、卒業式の前日にプレゼントする。(小野靖久)

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