進出協定を締結した三進物流の砥上時政社長(右)と横尾俊彦多久市長=市役所

 冷凍やチルド(冷蔵)で食品を配送する三進物流(三養基郡上峰町、砥上時政社長)が事業拡大のため、多久市北多久町に進出する。九州や関西、関東向け商品の保管倉庫を新設し、11月の操業開始を目指す。

 民有地を取得して鉄骨平屋建て約2100平方メートルの冷凍・冷蔵倉庫を建てる。投資額は4億400万円(土地代を除く)。ドライバーを含む11人を新規採用し、全体の売上高は初年度に9億1千万円、2年目は10億500万円を見込む。

 三進物流の従業員数は21人、2020年9月期の売上高は5億9800万円。長崎県の卸売会社などからの受注が増えており、本社に続いて2カ所目となる倉庫の増設を決めた。進出地は長崎自動車道多久インターチェンジに近く、交通の利便性向上によるドライバーの労働時間の短縮効果も期待できるという。

 2日に多久市役所で進出協定の締結式があり、砥上社長は「商品の品質管理と安全運行を徹底し、厳しい競争を勝ち抜いていきたい」と話した。(谷口大輔)

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