対策室のプレートを掲げ、業務を開始した「新型コロナウイルスワクチン接種対策室」=佐賀市役所

 新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、佐賀県内の複数の市町が1日、対策室やプロジェクトチームといった組織を立ち上げ、準備を本格的にスタートさせた。課題となる接種する医師らの確保や接種券の発送などの業務を担う。

 このうち佐賀市は、保健福祉部内に新型コロナウイルスワクチン接種対策室を設置した。庁舎1階に新たに設けた対策室で高柳栄子室長は「希望する人が漏れなく、安心して接種できるように努めたい」と話した。同日、高齢福祉課と初めての会合を開き、今後の流れや課題を共有した。

 国は65歳以上の高齢者への優先接種について、早くても4月1日以降になるとしている。接種は無料で、具体的な開始日、期間、対象者は示されていない。市は「多くの市民に安心して身近な場所で」を基本的な考えとし、かかりつけ医などでの「個別接種」と市有施設などで実施する「集団接種」を併用する方針。市医師会との調整を進めている。

 「接種事業プロジェクトチーム」を立ち上げた鹿島市は、発足式で樋口久俊市長が「命に関わる話で市民の関心も高い。大変な業務が始まるが、臨機応変な対応を」と職員に呼び掛けた。多久市や武雄市などでも、接種事業を進める準備室やチームが発足した。(取材班)

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