佐賀県の山口祥義知事は1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて県独自に実施した飲食店への営業時間短縮要請が7日に期限を迎えるのを前に「(感染の減少傾向が)このまま推移すれば、予定通り解除できる可能性が出てきた」との考えを示した。今週後半に対策本部会議を開き、時短要請を延長しない判断を正式に決定する見通し。

 県は1日の対策本部会議で、5日間続けて新規感染者数が1桁と減少傾向にあり、県内の確保病床に対する使用率も21・4%(1月31日)と、最も逼迫(ひっぱく)していた1月14日を12・4ポイント下回ったことを報告した。

 県は1月15日から、県内の感染状況を政府分科会の区分で2番目に深刻な「ステージ3」(急増)に引き上げたが、最大確保病床の使用率が20%を切れば、全ての指標が基準を下回る。山口祥義知事は「今週後半にはステージ2に改善する可能性が出ている」との認識を示した。

 山口知事は逼迫する医療体制を守るために1月18日から発出していた「医療機関を守るための非常警戒措置」について「効果が出ている」と強調した。自粛を呼び掛けていた成人式後の同窓会も、感染拡大につながらなかったとして「県民の頑張りの成果だ」と感謝を述べた。その上で、このままの感染状況が続けば、時短要請と併せて非常警戒措置も解除する考えを明らかにした。(栗林賢)

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