1月31日に投開票された唐津市議選と杵島郡白石町議選で、立憲民主党県連や同党の大串博志衆院議員(佐賀2区)の応援を受けた現職候補2人が落選した。2区で有権者数が最も多い唐津市に県連の現職市議がいなくなり、関係者からは衆院選への影響を不安視する声もある。

 唐津市議選では公認候補の林正樹氏(72)が落選した。旧立民との合流前の旧国民民主党県連時代を含め、ここ数年は地方選挙で公認や推薦候補の落選はなかった。山田誠一郎幹事長は「県連を挙げて頑張ったが、立民としての初めての地方選挙で出鼻をくじかれる形になった」と残念がる。

 白石町議選は重富邦夫氏(42)が当選し、川﨑一平氏(46)は落選した。いずれも大串議員の応援を受けていた。

 関係者によると、大串議員は国会対応と新型コロナウイルスの影響で、今回は現地入りできなかった。林氏や川﨑氏らの出発式や決起大会などの際にリモート形式であいさつをした。

 地方議員の不在は選挙の実働部隊を欠くことにもつながり、山田幹事長は衆院選への影響について「大きい」とみる。林氏を推薦していた連合佐賀の草場義樹事務局長は「県内で2番目に自治体規模が大きい唐津市で、推薦議員がいなくなったのは残念。裾野を広げる仕掛けをしていきたい」と話した。(円田浩二)

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