種商が1日に発売した「カレーによくあう雑穀ごはん」と「薫り立つ雑穀米」

雑穀の色づきを抑え、トウモロコシの色を前面に出した「カレーによくあう雑穀ごはん」

香りや雑穀の色づき、豆のゴロゴロ感を前面に出した「薫り立つ雑穀米」の炊きあがり

 鳥栖市藤木町の雑穀メーカー「種商」が1日、「カレーによくあう雑穀ごはん」と「薫り立つ雑穀米」を発売した。消費者の声や要望をもとに、雑穀が持つ特徴をそれぞれ生かした。コロナ禍で免疫力アップや健康食への消費者の志向が高まり、雑穀類の販売は伸びているといい、「家庭での食事機会が増える中、不足しがちな栄養価を補い、食卓を楽しくしてもらえれば」と担当者は話す。

 カレーによくあう雑穀ごはんはモチ麦、青大豆、発芽玄米、ハトムギなど20種をブレンドし、カレーに合う固めの炊きあがりとなる。カレーに不足しがちな栄養価を考えているので「『子どもが野菜を食べてくれない』という家庭に提案したい」といい、1合に1包で食物繊維はレタス約2分の1個分、タンパク質はナス2・6本分、ビタミンB1はピーマン4・5個分を補助するという。

 子どもの雑穀への抵抗感を低減しようと、色づきを抑えた雑穀を選び、なじみのあるトウモロコシの色が映えるようブレンドした。

 薫り立つ雑穀米は、雑穀が好きな人向けに“雑穀感”を強めにした。食べやすい商品が多い中、「物足りないから分量より多く入れて炊く」という消費者の声を受け、豆とゴマの香ばしさや雑穀の色づき、豆類のゴロゴロ感を前面に出した。NASAや世界保健機構が“未来の食物”などと評価した「スーパーフード」のキヌアやアマランサスも配合している。

 同社は創業75年の老舗で、諸冨和馬社長は「200種類の穀物から成分、食感、見た目、加工方法などを組み合わせた」と話す。カレーによくあう雑穀ごはんは30グラム2包入りで希望小売価格151円、薫り立つ雑穀米は20グラム6包入り同475円。問い合わせは同社、電話0942(83)1311。(樋渡光憲)

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