地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は大町町消防団第1分団第2部の田﨑成孝さん(32)です。

消防団は地域の安心につながっている

大町町消防団第1分団第2部 田﨑成孝さん(32)

 

 役場職員となった平成29年に入団しました。消防団といえば、年末警戒で巡回しているのを見かけるぐらいで身近な存在ではありませんでしたが、大町で育ち、町の職員となったからには、町のためにできることをしなくてはと思い、入りました。

 先輩たちは皆優しくて話しやすく、分からないことは丁寧に教えてくれます。入団してラッパ隊にも入りました。楽器を演奏した経験はなく、最初は音が出せずに苦労しました。今は音出しができるようになりましたが、まだまだなので足を引っ張らないように頑張っています。

 これまでで印象に残っているのは、2年前の佐賀豪雨での出動です。雨の中、自衛隊や一般車両の誘導、町内の巡回、荷物下ろしの手伝いなどをしました。1カ月ほど休みの日にも出て、きつくてつらくもありましたが、団員が一丸となって取り組みました。活動を通して、これまで自分がいかに消防団に守られ、消防団が地域の安心につながっているのか痛感しました。

水害に備え導入した救命ボートを使って訓練をする消防団員=2020年7月、大町町神山の砥石川ため池

 消防団に入ってよかったと思うのは、活動を通していろいろな地域の、さまざまな年齢、職業の方と知り合いになれることです。保育所で働いていますが、消防団で知り合いの方のお孫さんが通園していて、保護者とのコミュニケーションも取りやすいですね。若手の入団が少なく、第2部もまだ私が最年少です。若い人たちは私たちの仲間になって、多くの人と知り合いになり、地域のために活動してほしいと思います。

先輩からメッセージ

大町町消防団第1分団第2部部長 千住靖弘さん(43)

 

 2005、06年に佐賀商高が夏の甲子園に出場したときの野球部員で、腰が低く、周りへの気遣いが上手です。人柄に加え、団ではまだ一番若いので、先輩からかわいがられています。仕事があるため平日の出動は難しいのですが、土日の訓練やラッパの練習は欠かさず出てくれます。第2部は役場職員が歴代部長を務めているので、田﨑君には中核として頑張り、将来は部長になってほしいと期待します。

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