地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は嬉野市消防団第1分団第1部の上瀧英嘉さん(25)です。

塩田津を守るためにも訓練重ねる

嬉野市消防団第1分団第1部 上瀧英嘉さん(25)

 

 母が女性消防団の副部長、兄も団員です。火災予防などの広報活動をしていた母を高校生のころから見ていたので、消防団は身近な存在でしたし、消防団は地域の人たちとのつながりを広げてくれるので、いつか入ろうと決めていました。

 2年前、同年代の5人と入団しました。地域は別々したが、仲の良い仲間になりました。私が所属する第1部は先輩たちが優しく、団にもすぐになじみました。どの団も雰囲気がいいので、若い人たちには僕らの仲間になって、地域のために一緒に頑張ってほしいと思います。団員募集中ですよ。

令和2年嬉野市消防出初め式=2020年1月、嬉野市中央公園

 出動はこれまで4~5回です。火災での出動は入団後間もなくで、現場できびきび動く先輩たちの活動ぶりを見て、見習わなければと思いました。一昨年の佐賀豪雨では、冠水を知らせる看板を立てたり交通誘導をしました。

 わが地域には、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている塩田津の街並みがあります。消防格納庫も歴史を感じる建物です。昔、大火があったので、街並みを守るために嬉野市消防団で唯一、消防署にあるものと同等の性能があるポンプ車が配備されています。

 火災のときは、水利から水をくみ揚げ、消火に当たる小型動力ポンプ積載車に水を中継します。ポンプ車の操作は積載車とは違うので毎月2回、点検や訓練をしています。早朝や仕事が終わってからなのできついときもありますが、いざという場合に備え、ポンプ車を使いこなせるように訓練を重ねています。

先輩からメッセージ

嬉野市消防団第1分団第1部部長 筒井正和さん(44)

 

 入団時はおとなしい印象でしたが、実は積極的で、入団式では新人を代表して堂々と登壇しましたし、訓練や機器点検にも欠かさず参加して、その学ぶ姿は団員の刺激になっています。昨年夏に放水の水圧で川の泥を撹拌(かくはん)して流す作業を頼まれ、交代で放水しました。炎天下、10分でもきついのに、上瀧君は30分以上交代することなく水圧に耐えて放水し続けました。責任感が強く頑張り屋でもあります。

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