小城高出身で、神戸芸術工科大学准教授の金子照之さん(53)の作品展が小城市で開かれている。CGで描いた幾何学的な抽象作品が会場を彩る。

 金子さんはフォトショップやイラストレーターといったソフトを使わず、オリジナルのプログラムを組んで絵を生み出す。相似的な幾何学「フラクタル」などの数式や関数をプログラミングし、コンピューターで何万回と計算し作品化。緻密な世界が広がる。

 「鎖根」は色とりどりの線がうねり、万華鏡のような幻想的な模様が広がる。「虹渦」は幾重にも折り曲げた虹色の線がらせん状に輝く。メタリックな輝きを放つ「捻緒」は細かな細工が施された宝飾品のよう。有理関数によるフラクタルで作られた「黒点」は地表のような画の上に大きく黒点が浮かぶ。「彩沌」は球面に伸びるように図柄が描かれている。

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