サッカー・J1サガン鳥栖を運営する「サガン・ドリームス」(鳥栖市)が、2月5日に鳥栖市で臨時株主総会を開き、竹原稔社長の後任として、県サッカー協会の福岡淳二郎会長が新社長に就任する見通しであることが分かった。

 関係者によると、臨時株主総会では、福岡氏のほかに、県政策部長の進龍太郎氏、久留米市に本社を置く「ベストアメニティホールディングス」の内田弘代表取締役会長の取締役就任も提案される予定。福岡氏の代表取締役社長就任は、株主総会後の取締役会で承認を得て、正式に決定する。

 進部長は、県商工会議所連合会など経済団体でつくる支援団体「サガン鳥栖AID」の副会長も務めており、県幹部が経営に参画することで官民の連携を強化する狙いがある。内田氏は、2010~15年にサガン・ドリームスの取締役を務め、経営する食品会社「ベストアメニティ」は18年までの11年間、本拠地鳥栖スタジアムの命名権契約をするなど、J2時代から継続的にクラブを支援している。

 サガン鳥栖は、新型コロナウイルスの影響による入場料・広告収入などの大幅な落ち込みで、本年度決算で約10億円の赤字になる見通し。竹原氏は20年12月19日の最終戦後に、社長を退任する意向を示していた。(山口源貴)

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