「基山こどもねっと」の活動を見守る佐賀未来創造基金の山田健一郎代表理事(右から2人目)ら=1月14日、三養基郡基山町の基山保育園

 地域活性化に成果を上げた団体を、地方新聞46紙と共同通信が表彰する「第11回地域再生大賞―コロナ禍を越えて」の各賞50団体が30日、決まった。大賞(副賞100万円)に、市民や企業から募った資金を子育てやまちづくりなど広い分野の地域活動に配分する「佐賀未来創造基金」(佐賀市、山田健一郎代表理事)が輝いた。佐賀県内の団体が大賞を受賞するのは初めて。

 同基金は2013年に発足。行政や企業と協働し、各市民活動に寄り添う支援で地域課題の解決に貢献している。新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者らへの迅速な助成も評価された。

 準大賞(各15万円)は、インターン受け入れにより金属加工産地の中小企業と全国の大学生をつなぐ「つばめいと」(新潟県燕市)、赤字経営から脱して地域に開かれた施設に生まれ変わった「志摩市民病院」(三重県志摩市)の2団体。

 店舗の新規開業や移住を支援する「東彼杵そのぎひとこともの公社」(長崎県東彼杵町)に、地域の未来賞兼九州・沖縄ブロック賞(10万円)が贈られる。

 新型コロナ感染拡大を踏まえ、東京で各団体を表彰する例年の方式は見送られる。大賞の佐賀未来創造基金の表彰式は、佐賀新聞社で2月19日に実施する。

 

 佐賀未来創造基金・山田健一郎代表理事の話

 素直にありがたく、うれしい。同時に緊張感というか、責任の重さを感じる。評価されるということはそれ相応の団体でなければならない。背筋を伸ばし、地域と向き合っていきたい。

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