新人で元市議の宮崎千鶴氏(66)=神田=と、現職で再選を目指す峰達郎氏(60)=山本、1期=が争っている唐津市長選は、31日の投開票まで残り1日になった。各陣営の参謀に手応えや最後に訴えたいことを聞いた。

 

■宮崎千鶴陣営

 後援会長代理 木村真一郎氏(70) 最後の最後まで訴え
 

木村真一郎・後援会長代理

 宮崎候補は昨年9月に出馬を表明してから、唐津市内全域を自らの足で歩いた。「唐津を変えたい」という自らの思いを市民に丁寧に説明し、市政の問題点や要望を聞き取ってきた。

 市議経験があり、中心部では一定の知名度があるが、旧郡部ではあまり知られていない。選挙戦では、女性の視点や観光に特化したまちづくりなどをアピールするため、改めて市内全域をくまなく回っている。企業や団体の支援を受けておらず、相手陣営との組織力は雲泥の差だが、日に日に支持の輪が広がり、手応えを感じている。

 今回の市長選は、唐津市を変えるか変えないか、重要な選挙だと位置付けている。宮崎候補は責任感や行動力があり、困り事にも真摯(しんし)に耳を傾ける。唐津市を変革していくかじ取り役にふさわしいと、最後の最後まで力強く訴えていく。(中村健人)

 

■峰 達郎陣営

 後援会事務局長 麻生 邦男氏(70) 一定の手応え感じる

 

麻生邦男・後援会事務局長

 告示日の4日、市内6カ所での出陣式をコロナ禍で取りやめた。勢いをつけたいところだったので痛かった。

 峰候補には市議、県議、3度目の市長選という経験がある。この4年間は後援会組織を拡充してきた。支援団体、企業の力も大きくプラスになっている。告示前には情報共有や意思の疎通を含め、態勢をしっかりと整えることができた。選挙戦でも士気を維持することができている。

 決起集会など「密」につながることは控え、スマートフォンも活用して投票を呼び掛けている。陣営関係者の人脈を生かし、支援の輪を広げている。峰候補も顔や名前を改めてPRし、政策を直接訴えたいという思いから、選挙戦中盤からはミニ集会を重ねている。

 最終日も粛々とやる。投開票日は審判を待つだけ。一定の手応えは感じている。(成富禎倫)

このエントリーをはてなブックマークに追加