国土交通省九州地方整備局は、管内に関する国の第3次補正予算の概要を発表した。新型コロナウイルスを踏まえた観光拠点の機能強化などに向け、国営吉野ケ里歴史公園の復元建物修繕や設備改修に4億2千万円を盛り込んでいる。

 国交省は、感染拡大を契機に公園など屋外スペースの価値が再認識され、国営公園に関しても増大している需要に対応する必要があるとしている。

 九地整によると、国管理の公園内には主祭殿や物見やぐらなど復元した建物が98棟ある。このうち「倉と市」ゾーンに2001年4月の開園当初からある約10カ所の屋根を修繕する。感染収束後に海外からの観光客が増えることを見据え、入り口ゾーンに3台ある券売機を多言語仕様にする。

 防災や減災の一環では、園内全域の園路補修や植栽の改修、公園センターの自家発電対応設備改修、2カ所のトイレの洋式化を実施する。(円田浩二)

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