冷凍網ノリの初入札に出されたブランドノリ「有明海一番」を試食する来場者=佐賀市の県有明海漁協

 佐賀県沖の有明海で養殖された冷凍網ノリの今季初めての入札会が28日、佐賀市の佐賀県有明海漁協で開かれた。高品質のノリが集まり、平均単価は19円18銭で前年同期を56銭上回った。販売枚数は1億481万枚で前年同期より約2千万枚少なく、販売額は20億1009万円だった。

 県有明海漁協によると、冷凍網の張り込み後の今月上旬の冷え込みでノリがゆっくり育ち、うま味が凝縮された。一部で栄養塩不足による色落ちがあったが、全体的には例年にない仕上がりのノリが多く、売り上げを押し上げたという。

 秋芽では出品がなかった、一番摘みのノリから厳選する最高級ブランド「佐賀海苔のり 有明海一番」も、今回は32万9千万枚と多く出品され、平均単価は115円64銭と普通ノリの6倍の高値で落札された。

 今季の秋芽は過去最多の枚数を記録し、今回を含む計4回の入札の販売額の累計は約111億円。史上3番目の販売額になった昨シーズンと比べ、同時期で5億円ほど上回っている。

 入札は4月まであと5回行われる予定で、次回は2月11日。(宮里光)

このエントリーをはてなブックマークに追加