九州新幹線長崎ルート新鳥栖―武雄温泉の整備に関し、武雄市と嬉野市の商工・観光団体が中心になって2月にもフル規格整備促進を求める組織を立ち上げることについて、JR九州の青柳俊彦社長は27日、「佐賀県内で議論していただくのは大変うれしい」と歓迎した。

 福岡市で開いた定例会見で報道陣の質問に答えた。

 青柳社長は「いろんな議論を佐賀県の中で、県民の皆さんにしていただくのは、新幹線に関する理解が進むという意味で大変うれしく思う」と期待を寄せ、団体側から要請があれば積極的に事業者としての意見を説明するとした。

 新型コロナウイルスの感染拡大で需要減が続いている九州新幹線鹿児島ルートに関しては「休日の利用が極端に減っている」とし、こうした状況が続けば3月のダイヤ改正を待たずに減便に踏み切る可能性があるとした。

 北陸新幹線金沢―敦賀(福井県)の開業遅れと建設費の上振れによる新鳥栖―武雄温泉間の整備への影響については「北陸で起こった事柄は非常に大変なものだと心配しているが、それゆえに九州新幹線が影響を受けるとは理解していない」との認識を示した。(大橋諒)

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