佐賀県は27日、10~50代の男女7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数が1桁台となるのは16日ぶり。県内での感染確認は延べ931人になった。クラスター(感染者集団)が発生した九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の工事請負会社の感染者は同日までに1人増えて6人になり、関連で他社の従業員2人も感染。九電によると計約450人が出勤待機になっており、関係する玄海原発の工事を中断した。

 県によると、クラスターが発生しているのは唐津市の岩田工業所で、26日に6人目の従業員の感染が確認された。同社の原発敷地内の執務室と同じ階で勤務している別の請負会社へのウイルス検査では、26日に従業員1人の陽性が判明した。この従業員の関連で、27日に別の請負会社の従業員1人の感染も分かった。

 九電によると、岩田工業所の感染者と同じ工事に従事している請負会社の従業員約40人を出勤待機にした。中断した工事の内容は明らかにしていない。九電は「出勤待機の範囲や期間は保健所の指導や助言を踏まえて対応しており、4号機の定期検査やほかの工事への影響は確認中」とし、3号機の運転への影響はないとした。(円田浩二)

 27日に県内で感染が判明した人の内訳は次の通り。

 【佐賀市】40代女性、50代男性2人【唐津市】40代女性【小城市】30代男性【神埼市】20代男性【玄海町】10代男性

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