登録販売者試験の合格通知を手にする宮﨑大義さん(左)と池田真弥さん=唐津市の唐津ビジネスカレッジ

 薬局などで一般用医薬品を扱える資格「県登録販売者」の試験に、唐津ビジネスカレッジ(唐津市松南町)の学生で、脳性まひで手足に障害がある宮﨑大義(たいぎ)さん(20)=木綿町=が合格した。約7カ月かけて一度で合格をつかみ、医療に関わる道を志す。

 試験は医薬品の作用や安全対策など5科目で、総合点が7割以上で合格となる。本年度の受験者数は398人で、合格者は158人。合格率は39・6%だった。

 車いす生活で身体障害者手帳1級を交付されている宮﨑さんは、平日は就労支援事業所で働きながら同校で医療ビジネスを学んでいる。試験では手の障害により鉛筆で細かくマークするのが難しく、通常より拡大した用紙を使った。宮﨑さんは「先生たちのサポートのおかげ。結果で返せてうれしい。努力しながら就職に向かい、経済的にも精神的にも自立したい」と力強く話した。

 同校では池田真弥さん(20)=肥前町=も合格し、春からは唐津市の医療機関で事務として勤める。「子どもからご年配の方まで接する仕事。親身になった対応ができるようになりたい」とはにかんだ。(横田千晶)

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