小学生に茶道の作法を教える野口文子さん

 茶道講師の野口文子さん(79)は、自宅で茶道を教えるとともに、若楠小の校区に住んでいる縁で毎年一回、6年生の「室町文化体験」で茶道を指導している。

 始めにビデオを使ったり、茶道の心得を示す「和敬清寂」の掛け物の意味を説明したり、季節の茶花などを示すなどして、子どもの目線で茶道の歴史を話す。

 その授業が12月だったので、クリスマスツリーのお菓子、茶わん、茶せんなどが用意されたお盆が、それぞれ生徒の前に運ばれた。生徒たちは、作法を教えてもらい、お点前に挑戦。最初はうまくいかないが、数回するうちに上手になっていた。

 同校の「お茶クラブ」も指導する野口さん。「子どもの頃、茶道などなかなか体験できないと思いますが、茶道を通して、おもてなしや、思いやり、礼儀作法などを少しでも実感してもらえれば。少しでも茶道を体験すれば、日本の伝統文化を大切に思う心も育つと思います」と話していた。(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)

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