左から、好生館の佐藤清治館長、桐野髙明理事長、感謝状を持つ佐賀未来創造基金の山田健一郎代表理事、県健康福祉部の大川内直人部長=佐賀市の好生館

 新型コロナウイルスへの対応に奔走する医療機関を支援しようと、公益財団法人「佐賀未来創造基金」と佐賀県が取り組む「緊急支援募金」の寄贈式が25日、佐賀市の県医療センター好生館で開かれた。昨年5月のスタートから募金額が1千万円以上となり、今回初めて県内の20医療機関に配分された。

 今回の助成額は810万円で、患者を受け入れた医療機関や宿泊療養施設の支援に当たった医療機関に配分した。飲料水やリラクゼーショングッズの購入など、医療従事者の待遇拡充に当ててもらう。

 寄贈式で、同基金の山田健一郎代表理事(43)が「官民一体だからこそ、ここまで集めることができた。少しでも医療従事者の皆さんを元気づけることができれば」とあいさつ。県健康福祉部の大川内直人部長(59)は「『娘が手作りのブローチを1個50円ほどで売り、募金しました』という温かい声もあった」と募金と共に寄せられたメッセージを紹介した。

 支援金を受け取った好生館の桐野髙明理事長(74)は山田代表理事に感謝状を手渡し、「医療崩壊を防ぐためにはここからが正念場。このヤマ場を乗り越えたい」と話した。(中島野愛)

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