「歩く魚」の1シーン

「帰り道」の1シーン

「モンマルトル パパ」の1シーン

 北海道夕張市の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」の舞台あいさつ付き上映会が31日、佐賀市松原のシアター・シエマで開かれる。鹿島市や佐賀市で撮影され、本年度の同映画祭のインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門でグランプリに輝いた短編映画「歩く魚」(テッサ・マイヤー監督、19分)など3作品を上映する。

 同映画祭は1990年から北海道夕張市で開かれている映画祭。新型コロナウイルスの影響で、今年は25日から2月11日まで東京や兵庫など全国5都市の映画館で実施する全16回の上映会とオンライン上映での開催になった。

 舞台あいさつは劇場とオンライン視聴者、監督などのゲストをインターネットでつなぎ、サイトを通して質問などを受け付ける。映画館の観客もマイクを握らず、質問事項を手元のスマートフォンなどで専用サイトに書き込み、場内での飛沫(ひまつ)拡散を防ぐ。

 2018年に佐賀で撮影した「歩く魚」は、肥前さが幕末維新博覧会の関連事業でオランダ人のマイヤー監督が製作した。ムツゴロウから人間になり、葛藤しながら時を重ねていく主人公の生涯をポップな色彩でテンポ良く描く。佐賀で一般向けに上映会が開かれるのは初めて。当日は主演の烏森(からすもり)まどさんが登壇し、撮影当時を振り返る。

 同作のほか、舞台設定が福岡県の「帰り道」(東海林毅監督、10分)、韓国映画「モンマルトル パパ」(ミン・ビョンウ監督、84分)を上映し、東海林監督が舞台あいさつに登壇する。(花木芙美)

 ▼シエマでの上映会は31日午前10時半開演、鑑賞料は1800円で事前に電子チケットを購入する。全作品、全会場のオンライン視聴は2000円(要別途会員登録料)。問い合わせはゆうばり国際ファンタスティック映画祭札幌事務局、電話011(522)9556。

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