佐賀バルーナーズ―山形ワイヴァンズ 複数人でマークに付き、ボール奪取を狙う佐賀バルーナーズの西裕太郎(左)ら=佐賀市のSAGAサンライズパーク総合体育館(撮影・鶴澤弘樹)

 前後半で全く異なる試合展開となった。佐賀バルーナーズは、前日に1点差で惜敗した山形ワイヴァンズに59-77で再び苦杯を喫し、今季初の4連敗。約3カ月間守り続けていた西地区首位の座をFE名古屋に明け渡した。ルイス・トーレスヘッドコーチは「攻守で戦術が機能せず、後半は個人でのミスが目立った」と顔をしかめた。

 立ち上がりの集中力を欠いて苦戦を強いられた前日の反省を生かし、この日は前半から積極的な守備を見せた。特に第2クオーターは、中西良太やレイナルド・ガルシアを中心に14得点、15リバウンドを奪って主導権を握ると、失点もわずか6に抑えた。31-22とリードし、リズムをつかんだはずだった。

 だが、前半の勢いを維持できなかった。198センチの外国籍選手を中心とした相手の攻撃を止められず、第3クオーターは不用意なファウルが目立って13本のフリースローを与えた。さらに4本の3点シュートを決められるなど、このクオーターだけでまさかの33失点。西裕太郎は「相手の攻撃の変化に全く対応できずに流れを渡してしまった」と悔やんだ。

 チームはB2初参戦の今季、スタートダッシュに成功したものの、ここ10試合は3勝7敗と黒星が先行している。次戦の相手は、第9節(昨年11月28、29日)に大差での連敗を喫した香川。西は「守備からリズムをつくるバルーナーズのスタイルを取り戻せるように、もう一度気を引き締めていきたい」と闘志を燃やす。目標のB1昇格へ、今が踏ん張りどころだ。(井手一希)

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