SAGAサンライズパークに建設中の水泳場「SAGAアクア」は、新型コロナウイルス対策や想定以上の軟弱地盤への対応が重なり、4月下旬の予定だった完成が10月初旬に遅れることが分かった。これらの対応に約3億3千万円の事業費増額が必要になる見通しで、佐賀県は2月定例県議会に請負契約の変更議案を提出する。

 SAGAサンライズパーク整備推進課によると、2020年の梅雨の長雨でコンクリートの打設などが約1カ月半遅れ、想定以上の軟弱地盤への対応でも約2カ月の遅れが生じた。加えて、今後の内装工事などで新型コロナの感染防止のために3密を避けて作業する必要が生じ、約2カ月の遅れを見込む。全体で約5カ月半の遅れになるが、県は「競技団体にも連絡済みで特段の影響はない」とする。

 コロナ対策や軟弱地盤への対応には約3億3千万円の事業費増額が必要になる見通し。アリーナ工事の入札不落を受け、19年の11月定例県議会で、パーク全体の整備費として増額補正した65億円の中に、今回のアクアの増額分も含まれる。2月18日開会予定の定例県議会には増額分を反映した請負契約の変更議案を提出する。

 アクアの総事業費は現時点で111億8千万円。2階建てで屋内50メートルプールと屋外飛び込みプールを備えた日本水泳連盟の公認プールとして整備する。(栗林賢)

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