佐賀未来創造基金の山田健一郎代表理事(右)に寄付金の目録を手渡す佐賀共栄銀行の二宮洋二頭取。経済的に厳しい家庭の中学3年生を対象にした入学応援給付金に充てる=佐賀市の同行本店

 佐賀共栄銀行(佐賀市、二宮洋二頭取)は19日、経済的な困難を抱える家庭の子どもたちを支援しようと、返済不要の入学応援給付金事業に取り組む公益財団法人佐賀未来創造基金(同市、山田健一郎代表理事)に30万円を寄付した。

 昨年6月から8月まで販売した「きょうぎん未来応援定期預金」の預入額に一定割合を乗じた額を「きょうぎん未来基金」に充て、この中から寄付した。

 前年度まではNPOなどへの助成だったが、「経済的な理由で高校進学などを諦める子どもを1人でも減らす」という未来創造基金の取り組みの趣旨に賛同し、今回初めて奨学金も助成対象にした。

 本年度の入学応援給付金事業の対象は30人で、山代ガス(佐賀市)からの寄付金とふるさと納税を原資に1人当たり20万円給付するが、うち選考時の評価が高かった10人に佐賀共栄銀行分の寄付金を上乗せする。

 同行本店であった贈呈式では二宮頭取が「今回は奨学金という形で社会に貢献できれば」とあいさつ。山田代表理事が「子どもたちが無事進学するための力添えをいただいた」とお礼を述べた。(大橋諒)

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