旬菜台所あ・うんの「佐賀牛すじ肉と大根の煮込み」

 佐賀市中央本町の繁華街。細い路地に面した雑居ビルの一角にある7.7坪の小料理屋「旬菜台所あ・うん」には、旬の食材にこだわった温かみのある和食と日本酒を求めて、幅広い年代が通う。

 店主の中林典子さん(68)は佐賀市内の日本料理店での修行を経て、2000年に独立。「料理の仕事なら一生できると思った。女性が作る季節のものを大事にした、昔ながらの料理を出してます」と話す。

 料理は日本酒に合うものが中心で、ポテトサラダや刺し身、春菊とホウレンソウの白和えなど5、6品をお任せのコース(2000~2500円)として提供する。

 コースに含まれる料理の中でこの季節にお薦めなのが、ひいきの精肉店から仕入れるという佐賀牛のすじ肉と大根ををしょうゆ、みりん、酒などで甘辛く煮込んだ一皿だ。大根は口の中ですぐにほどけ、味のしみこんだ牛すじ肉は、ぷるぷるとしたゼラチン質も楽しめる。季節によっては、大根の代わりにジャガイモが牛すじ肉のお供となり、肉じゃがに変わるという。

 コロナ禍の営業時間短縮要請もあり、「総菜などのテイクアウトを始める予定」(中林さん)だという。(大橋諒)

 

▷佐賀市中央本町2―1佐野フクコービル1階

▷18~23時半(2月7日までは20時まで。開店時刻は変更あり)

▷日曜定休

▷0952(27)1567

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