揮毫した確定申告の広報用作品を掲げる神埼高書道部の部員たち=神埼市の同校

揮毫した作品を佐賀税務署の平山誠一郎署長に手渡す書道部の岸川瑠奈部長(左)

 「三密回避 スマホで申告!」-。確定申告期間を前に、神埼市の神埼高書道部10人が、税務署が入る庁舎などに掲示する広報用の書道作品を制作した。本年度から県内五つの税務署ごとに地区の高校書道部が持ち回りで標語を書くことになり、22日に佐賀税務署分の贈呈式が開かれた。

 県内の税務署のうち、これまで佐賀と鳥栖で広報用の標語を高校生が揮毫きごうしてきた。訴える力に優れ、コロナ禍で発表の機会が少ない高校生の励みになればと、本年度から取り組みを広げた。神埼高書道部は初めて佐賀税務署の標語を担当した。

 部員らは約2週間、50枚以上も練習した。佐賀税務署がある佐賀第2合同庁舎(佐賀市駅前中央)の5階の窓に掲示する標語「並ばず提出!スマホで申告」は、約80センチ×約110センチの紙に1文字ずつ、線の太さやバランスに気を付けながら書いた。申告会場となる市内2カ所に掲示される標語なども仕上げた。

 贈呈式で平山誠一郎税務署長(60)は「皆さんの手でインパクトある素晴らしい作品になった」と感謝。2年の岸川瑠奈部長は「書体の特徴である力強さを出し、はっきり伝わるよう丁寧に書いた」と話し、2年の寺﨑千智副部長は「培ってきた技術を大勢の人に見てもらえることがうれしい」と笑った。

 佐賀税務署では、同税務署に25日~2月15日と3月16日~31日、メートプラザ佐賀(佐賀市兵庫北)に2月16日~3月15日に申告会場を設ける。各税務署で申告期間は異なる。(西浦福紗)

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