「正月や ぬくもり残る 座敷かな」。皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 冒頭の句は、私の高校時代のものです。お正月、唐津の実家に父の教え子さんご家族が来られ、雪のちらつく中でお見送りをして部屋に戻った際、まだ暖かな空気や、おせち料理やお酒の香り、先ほどまでの楽しい笑い声などを感じて浮かんだ句です。

 お酒のことに触れた流れで、今回は日本脳卒中協会が脳卒中予防の知識を普及するために作成した、「脳卒中予防十か条」をご紹介します。内容は以下の10項目になります。

1.手始めに 高血圧から 治しましょう

2.糖尿病 放っておいたら 悔い残る

3.不整脈 見つかり次第 すぐ受診

4.予防には たばこを止める 意志を持て

5.アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒

6.高すぎる コレステロールも 見逃すな

7.お食事の 塩分・脂肪 控えめに

8.体力に 合った運動 続けよう

9.万病の 引き金になる 太りすぎ

10.脳卒中 起きたらすぐに 病院へ

 この中では、まず脳卒中の主要危険因子である高血圧、糖尿病、不整脈(心房細動)、喫煙、過度の飲酒、高コレステロール血症に対する注意を喚起し、次に、高血圧・糖尿病・高コレステロール血症を予防するための塩分・脂肪分控えめの食事、適度な運動、肥満を避けることを勧め、最後に、万が一発症した場合の救急対応の必要性を謳っています。

 一年の計は元旦にあり、一日の計は朝にあり。ぜひ皆さま、1月から脳卒中予防に努め、健康な一年をお過ごしください。(JCHO佐賀中部病院 脳神経内科・リハビリテーション科部長 南里悠介)

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