東松浦郡玄海町の脇山伸太郎町長が福井県敦賀市の建設会社側から現金100万円を受け取った問題で、佐賀地検は22日までに、脇山町長に政治資金規正法違反の疑いがあるとして市民団体が提出した告発状を受理した。21日付。

 脇山町長は2019年12月、関西電力役員らに金品を贈った福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)と塩浜工業の関係が報じられた後に現金を返還。市民団体「玄海原発マネーの不正をただす会」が昨年4月に告発状を提出していた。

 告発状では、脇山町長が町長選当選後の18年7月、塩浜工業の関係者2人から現金を受け取り、政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、政治資金規正法に違反すると訴えている。

 告発状受理を受け、同会の染谷孝共同代表は「時間は掛かったが、真摯しんしに向き合って対応してくれた。事実関係をきちんと捜査して解明してもらえると期待する」と話した。脇山町長は「町民をはじめ関係者の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、大変申し訳なく思っている。今後、司法の捜査があれば真摯に対応したい」とコメントした。(小部亮介、中村健人)

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