タッチパネルで本丸御殿の全容を分かりやすく紹介している=佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館

陶磁器も多く出土しており、中には焼成に失敗した品々も。御殿内で使われていたと考えられる=佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館

敷石を使い、建物の輪郭や柱の位置を表している=佐賀市城内の佐賀城本丸歴史館

 佐賀城本丸歴史館の企画展「よみがえれ!佐賀城本丸御殿」が22日、始まった。近年の発掘調査で出土した陶磁器などを展示しているほか、屋外には地面に当時の建物の配置などを表示。CGによる本丸御殿の復元映像もあり、多様な資料から当時の姿を想像できる展示になっている。観覧無料。3月7日まで。

 2017、18年に行った建物南側での発掘調査では、佐賀藩が将軍家への献上に用いた鍋島焼が出土。焼成失敗の品々も多く見られ、日常的に使われていたことがうかがえる。展示では、瓦やすずり、洋式銃の弾丸なども並ぶ。

 また佐賀城大火災後、天保6~9(1835~38)年の本丸御殿再建の際に作成された「佐賀城御本丸差図」や発掘調査をもとに、敷地8千平方メートルのうち、建物が復元されていない約5千平方メートルに建物の配置などを表示。敷石で建物の輪郭や壁、柱の位置を表している。

 期間中は、テレビ番組で俳優の中川大志さんが佐賀城南堀で発見した江戸時代の鬼瓦も展示している。(福本真理)

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