分校跡のカフェや茶畑を活用した事業を行う中林正太さん(左)に話を聞く生徒たち=嬉野市嬉野町吉田

 中高生が地域(ちいき)の課題解決(かいけつ)などを目的に「未来計画」を提案(ていあん)する「さが未来発見塾(じゅく)」のワークショップが17日、嬉野(うれしの)市で開かれました。SNSを使って、市の魅力(みりょく)を発信する計画を進める嬉野高2年の4人が旅館などを取材し、SNSでの情報(じょうほう)発信の方法や特徴(とくちょう)を学びました。
 生徒たちは嬉野町下宿(うれしのまちしもじゅく)にある旅館「大村屋」の北川健太社長(36)にSNSを使った情報(じょうほう)発信の効果(こうか)について尋(たず)ねました。旅館の客層(きゃくそう)が50~60代から20~30代中心へと変化したとの回答をうなずきながらメモしていました。閲覧(えつらん)数を増(ふ)やすための工夫(くふう)について北川社長は「SNSはコミュニケーションなので、他の人の書(か)き込(こ)みにコメントを付けたりし、SNSで出会った人と話すようにしている」と答えました。
 4人は嬉野町吉田(うれしのまちよしだ)の春日(かすが)地区で学校の分校跡(あと)を使ったカフェ運営(うんえい)などを行う中林正太さん(33)にも話を聞きました。中林さんは「カフェが『みんなの思い出の場所』というコンセプトからずれないように情報(じょうほう)発信している」と注意点を話し、「自分の価値(かち)観の発信やお店のファンづくりなど、何を目的にするかでツイッターやインスタグラムなどSNSを使い分けている」と伝えました。
 塾生(じゅくせい)の馬場加奈さんと中島彩華さんは「SNSを使い、若(わか)いお客さんが来るようにしていた。2人のさまざまなアイデアに驚(おどろ)いた」と振(ふ)り返(かえ)りました。(19日付15面・松田美紀)

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