地域の安全・安心のため、日々活動している消防団。県内20市町で活躍する若手団員に、入団のきっかけややりがいなどをお聞きします。今回は佐賀市消防団東与賀支団第1分団第5部の田中慎弥さん(36)です。

住民の感謝の言葉にやりがいを感じる

佐賀市消防団東与賀支団第1分団第5部 田中慎弥さん(36)

 

 家業のノリ養殖を継ぐために帰郷した2015年に入団しました。父が元団員で出動する姿を見ていたので、地域を守るために当然入らなければと考えていました。
 顔見知りの同級生や先輩たちがいたので、すぐになじみました。日頃は和気あいあいですが、火災や水害のときはみんなきびきび動くし、負けん気が強いので消防操法大会などを前にした訓練では、他の部に負けまいと熱気がすごいですよ。

 入団3年目、佐賀市消防団消防操法大会に指揮者として出場しました。よく練習をして臨んだので、東与賀支団夏季訓練で優勝して、市の大会に進みました。成績はいまひとつでしたが、いい経験になりました。

第1回佐賀市消防団消防操法大会に出場し指揮者を務めた田中慎也さん(手前)=2017年9月、佐賀市兵庫町の佐賀県消防学校

 火災ではこれまで3回出動しました。消火活動はスムーズにできましたが、昨年3月の火災は火の勢いが強く住家が全焼して、火災の怖さをあらためて感じました。住民の財産と命を守るためにしっかり訓練を積まなければと痛感しました。

 火災予防の呼びかけなどで地域を回ると、住民の方から「お疲れさん。あんたたちのおかげで安心して暮らせるよ」とねぎらいと感謝の言葉をいただきます。消防団は住民に頼りにされる、やりがいのある活動だと感じます。

 年齢的にはもう中堅。これからは若手を育てる立場になるので、指導、育成に力を入れていきたいと思います。

 

先輩からメッセージ

佐賀市消防団東与賀支団第1分団第5部部長 福井琢磨さん(36)

 

 幼稚園からよく知っている同級生で、実家に戻ってきたら消防団の仲間になってくれると期待していました。入団するまでの会社勤めと社会経験があるので話題が豊富で、性格も明るくムードメーカーです。冬場はノリ養殖で忙しいのですが、時間がある夏場は出動や訓練で中心になってくれるので頼りにしています。けがや事故に注意しながら、これからは中堅として部を引っ張ってほしいと思います。

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