towa-towaさん「Challenge」(顔料マーカー、インク、色鉛筆)20センチ×20センチ

N→ISMさん「OVER COME」(ペン、インク、アクリル)M4号

405さん「MASQUERADE」(グラフィック)A4サイズ

左から405さん、towa-towaさん、N→ISMさん(佐賀市のバジルバジル)

 グラフィックや色鉛筆などそれぞれの手法でアートに取り組む3人の若手作家が、佐賀市のイタリア料理店で作品展を開いている。テーマやスタイルを定めず作品を集め、日常に寄り添うアートを提案する。

 神埼市のtowa-towa(本名原口堅太郎)さん(36)は、繊細な色鉛筆画と大胆なアクリル画で作風の幅広さを見せる。佐賀新聞別冊「Fit ECRU」の挿絵に使われた「Challenge」は、ヒツジをモチーフとし、随所にこだわりが光る。コロナ禍の監視社会に警鐘を鳴らす「manako」など9点を並べ、会期中にも作品を追加する。

 佐賀市のN→ISM(イズム、本名平田晴久=なりひさ)さん(41)は普段、店舗シャッターに描くグラフィティアートなど大小の作品を手がける。「OVER COME」は焼き物の絵付け技法を使って描き、ガスマスクを中心に据えた。重厚な色合いに、独特の書体の文字を組み合わせ「コロナに負けるな」とポジティブなメッセージを込めた。

 佐賀新聞社メディア局のデザイナー405(本名松尾容子)さん(28)=同市=によるグラフィックアート作品のシリーズ「MASQUERADE」12点は、人間の体に動物の頭部を付けて独特の世界観を示す。松尾さんが「衝動的に描いた」と話す同シリーズは、頭部の複雑な模様に花や建物の写真を加工した洋服の柄が相まって、クラシカルな雰囲気と新鮮さが“同居”する。

 平田さんは「アートに生で触れてほしい。モニターの中で見る作品とは、また違ったものが見えるだろう」と話す。(花木芙美)

 ▼佐賀市鍋島町の「伊酒屋バジルバジル」で2月28日まで。問い合わせは原口さん、電話080(1443)1789。

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